2001.01.10(水) 会社マシンのBIOSアップデート失敗。マシン死に、定時帰り。

 会社で使っているマシンは富士通のFMV-6266T6である(ジャンパをいじって300Mで使用)。少し古いマシンなので、8GBを超えるHDDを使うことができないため最近の大容量/低価格のHDDの恩恵を受けられず、たいへん不便である。マザーボード自体はインテルのPD440FXというもので、インテルのサイトにBIOSアップデータがあり、これを使えば大容量HDDが使用可となるのはわかっていたのだが、何度挑戦しても成功しなかったのだ。
 で、この日何度目かの挑戦を始めたのだがやっぱりうまくいかない。最後の手段ということで、ジャンパ設定をBIOS Recoveryという位置にして立ち上げてみると、なにやらフロッピーを読みに行っているのでどきどきしながら待っていると、しばらくしてフロッピーも動かなくなった。
 とりあえずジャンパを元に戻して電源を入れてみると、、、画面が表示されない。(-_-; ちょっとだけ血の気が引いたが、気を取り直してもう一度立ち上げ直す、、、が、やはり画面は表示されない。この時点でBIOSが壊れたこと確定。えーっと、、、困りました。
 だめもとでインテルのサポートに電話してみたが、
「日本ではマザーボードのサポートはやっていない」
「マザーボードに富士通独自のカスタマイズがされているかもしれない」
という理由で何も情報を得られず。(まあ当然といえば当然である)
 次に富士通のサポートに電話しようと思ったが、この時点で17時を回ってしまい時間切れ。パソコン死んでちゃ仕事にならないので、あきらめて定時で帰る。
 さて、富士通はサポートしてくれるのだろうか?


2001.01.11(木) 会社マシンのBIOS復旧+アップデート成功。大容量HDD使用可で幸せに。

 BIOSの壊れたマシンを何とか復旧できないものかと、10時になるのを待って富士通のサポートに電話してみる。対応に出たのは若い兄ちゃんらしい。しきりにこまごまとした状況を聞いてくるが、BIOSが壊れていることは確実なのでそう伝えると、そういう場合は引き取り修理以外はしないという。少しは食い下がってみたが埒が明かないのであきらめて修理に出すことにする。
 少し時間ができたのでもう一度BIOS Recoveryについてインテルのサイトで調べてみると、RecoveryにはBIOS Updateするために作ったフロッピーを使うようだということがわかった。でも、壊れた時はそのフロッピーを入れた状態だったわけなので、それを使っても直らんわなあ、、、と思いつつも、フロッピーをチェックしてみると、読み込めないファイルがあることに気がついた。
 考えてみると、酢こんぶのマシンはFDDの調子が悪くて、自分のFDDで書いたフロッピーを他のマシンで読めないということが起こっていた。ということはもしかしてフロッピーに正常なファイルが書き込めてないのか? と考えたら、これが大当たり。
 他のマシンでフロッピーを作り直してBIOS Recoveryをしてみると、画面表示されるようになったのに加えて、元々の目的だったBIOS Updateまでできている。V(^O^)
 というわけでマシンは修理に出すことなく直り、さらに大容量HDDも使えるようになり、自分のスキルも少し上がって、めでたしめでたしである。
 やっぱあきらめずにチャレンジし続けなきゃだめだね。


2001.01.15(月) 隣家でガス漏れ警報。駆けつけた酢こんぶが復旧させて感謝される。

 23時過ぎに会社からうちに帰って、風邪をひいているかみさんに鍋焼きうどんを作ってやったりしていると、なんだか表で警報が鳴っている。そのうち止まるかと思っていると全然止まらんどころかさらに大きな音で鳴り出したり。というわけでほっとくわけにもいかず外に出てみると、隣のうちのインタホンが点滅しながら大きな音で警報を出しているのだ。この状態ではインタホンを押しても返事がないのでドアを叩いて「どうしました」と叫ぶと、おとなりの奥さんが顔を出し、おろおろしながら
 「ガス漏れ警報が止まらないんです」と泣き顔で訴える。
 「ちょっと中に入って見てください」とかいうのでしかたなく部屋に入ってみると、インタホンの警報ボタンが押されっぱなしになっていたので元に戻す。すると何事もなかったようにすべての警報がストップした。
 話を聞いてみると、風邪気味の息子のために卵酒を作っていたら突然ガス漏れ警報が鳴り出したのでどうしたらいいかわからずに、緊急時に押せというボタンを押したらしい(-_-;
 酢こんぶも最近まで知らなかったが、料理に酒を使うと、その蒸気にガス漏れ警報機が反応することがあるそうだ。言われてみればガスも酒も化学組成は似たようなものなので、検知しないようにする方が難しい気がする。
 まあそういうわけで大きな問題はなかったのだが、最初のガス漏れ警報のときにうろたえずに検知機のあたりに風を送ってやったりすればすぐ止まっただろうし、止まらないからといってさらに警報ボタンまで押さんでもええやろ、と思ったり、、、。後日、単身赴任していて現場にいなかったご主人といっしょにカステラを持ってお礼にきてもらったりしたので、労働に対する報酬としては非常に割がよかったかもしれない。
 ところで、警報が止まって安心した奥さんがしきりに「あら、あたしこんなかっこうで」とかいいながら気にしていたのは、パジャマの上にカーディガンをはおった姿だったのだが、その時酢こんぶが
(もう少し若くて、着てるのがスケスケのネグリジェとかだったらよかったのに)
などと考えていたことはかみさんには秘密である。(^_^;


2001.01.23(火) サブマシンのバイオのHDD壊れる(T_T)。まきぞえでくま吉死す。

 ある夜、かみさんがVAIOを使っていると、本体がフリーズしてしまってどうにもならず、電源スイッチで電源を落とすしかない状態に。すぐに立ち上げて、スキャンディスクが終わればまた使えるからと言い残して酢こんぶはメインマシンで遊んでいたのだが、しばらくしてかみさんがやってきて、いつまで待っても立ちあがらんという。そんなことはなかろうと見に行くと、BadBlockのスキャンをしているじゃあないか。それだけならまだしも、ある場所に来ると10分まっても次のBlockに移動しない。うーん、重症です。さらに、DOSだと遅いのでWindowsでスキャンしようと思ったら、Windowsも立ち上がらないのであった。
 仕方なくDOSのスキャンディスクを続けてみると、時間をかければ進んでいくことがわかったので、一晩かかってなんとかBadBlockの代替を終え、Windowsも立ち上がるようになった。
 やれやれであるが、読めないBlockがあったわけなので、失われたデータがあるはずだ。で、まず被害があると一番困るメールソフト、つまりPostPetを立ち上げてみると、、、、、
「この部屋のペットはいなくなりました。新しいペットを選びますか?」という質問が、、、、、。(-_-;)
 そもそもPostpetは、かみさんがメールを始めたときから使っていて、くま吉は最初から現在まで使い続けているピンクのテディベアである。しかも、たくさんメールを運ばせるといなくなってしまうというので、3年以上使っているにもかかわらず、くま吉が運んだのは40通強のメールでしかない。そのくま吉がいなくなったのだ。実は他にも受信メールがすべて失われたという被害があったのだが、くま吉がいなくなったことに比べればなかったも同然である。酢こんぶは会社のマシンが死んだときの100倍くらい青ざめた。
 その夜、「パソコンなおったあ?」と聞くかみさんに「うーん、なおったことはなおったけど、、、、」などと口ごもる酢こんぶであった。(つづく)


2001.01.24(水) くま吉復活。でもこれってクローンみたいなもの ?

 かみさんがどれほど落胆するかと心配した酢こんぶであったが、その心配ほどの落胆はなく(見た目は)、いなくなったものはしかたないという様子で、新しいペットを「またくま吉くんにする」と言い出した。それでいいならもう少しいい方法がある。
 VAIOを買う以前はかみさんもメインマシンを使っていて、ポスペもそこに入っていた。そしてVAIOを買ってかみさんが使う事になったときに、メインからサブへすべてのデータを移動したのだ。で、メインマシンのポスペは削除せずに残っていたのでその中のくま吉関連データをVAIOへ移せば、少し前のくま吉として生き返るというわけだ。
 結局この方法を使ってくま吉は復活した。復活したくま吉をかみさんは長い間なでなでしていたが、それを見ていた酢こんぶは少し複雑な心境だった。死んだ人がクローンとして復活してきたときの気分というのは、こんな感じなんだろうかって、、、、。


2001.01.25(木) 会社の「一人で気楽に生きるのが好き」なんていってた奴が、おなごと温泉行き発覚。

 いろいろとあることないこと書こうと思ったが、プライベートなことなので自粛。
 当事者のXXXXくん、何が書いてあるかと思ってひやひやしたでしょ?(^o^)/