4.リストに登録した項目の実行条件編集と編集内容の詳細

 リストに表示された項目をダブルクリックすると、項目編集ウィンドウが表示され、内容を編集することができます。
 項目編集ウィンドウが表示された状態では、次の項目の実行が開始されないので、編集終了後は必ず閉じておいてください。

 項目編集内容の詳細

(1)実行状態:実行状態を設定します。「実行待ち」と「完了」が選択できます。

(2)完了条件:
 CPU低負荷:実行中アプリのCPU使用時間を監視して、10秒平均で0.000001msを下回った時点で完了と判断してアプリを終了し、
        次の項目を実行します。作業完了時に自動で終了しないアプリに使用します。
        Ver.0.1.1.16までは監視対象を「CPU使用率」にしていましたが、Ver.0.1.2.02から「CPU使用時間」に変更しました。
        これに伴い「同じアプリが複数立ち上がっていると正常動作しない」という制限はなくなりました。
 アプリ終了:実行中アプリの終了を監視して、終了した時点で次の項目を実行します。
        作業完了時に自動で終了するアプリに使用します。
 強制終了:実行中アプリを強制的に終了します。通常はプロダクトIDを指定する場合にしか使いません。

(3)Command:後に記述する「Commandの処理方法」によって使われ方が3種類あります。
        拡張子ごとの設定によって、任意の文字列を設定することができます。

(4)Path:リストウィンドウにDrag&Dropされたファイルのフルパスです。

(5)AppPath:拡張子ごとに設定されたアプリケーションのフルパスです。

(6)Commandの処理方法:
 Commandをそのまま実行:「Command」の文字列をそのまま実行します。ファイルをダブルクリックしたときと同様の動作を
         想定しているので、通常は「Command」にファイルのフルパスをそのまま入れます。
 AppPath+Commandで実行:AppPathを実行ファイル、Commandをその引数として実行します。
 CommandをCMD.EXEに渡す:Commandの文字列をコマンドインタープリタ(XPの場合はCMD.EXE)に渡します。
         バッチファイルに記述するコマンドと同様の処理となります。
 プロセスIDとして処理する:「Command」に入力された数字をプロセスIDとみなして処理します。
         正常に実行されると、
         「Path」にはそのプロセスのメインウィンドウタイトル
         「AppPath」にはそのプロセスを実行していたアプリのパス

         が入ります。