5.設定の編集とCommand文字列の置換ルール
○ メインウィンドウの「設定」ボタンを押すと、拡張子別設定ウィンドウが表示され、さらに項目をダブルクリックすることで、
項目の編集をすることができます。
○ 設定ウィンドウが開いていても、実行が止まることはありません。
○ 編集結果は編集終了時点以降Drag&Dropされたファイルに反映されます。内容が保存されるのはExecS終了時点なので、
それまでは「復帰」ボタンを使って ExecSを立ち上げたときの状態に戻すことができます。
○ 新規拡張子を登録するには「追加」ボタンを使用しますが、右クリックメニューの「コピー」を使うと、他の設定を参考にすることが
できます。
設定に対して、実行項目がどのように設定されるのかを下図に示します。

上図は、メインウィンドウに「C:\1.rar」というファイルがDropされたときの状態です。
ほとんどの項目は設定からそのままコピーされますが、「Command」に関しては一定のルールに従って文字列の置き換えが
行われます。 この置き換えによって「Command」文字列を柔軟に設定することができます。
置き換えのルール:
(1)「%drive%」をDropされたファイルのドライブ文字に置き換える。
(2)「%parent_path%」をDropされたファイルが存在するフォルダのパスに置き換える。
(3)「%parentname%」をDropされたファイルが存在するフォルダ名に置き換える。
(4)「%file_path%」をDropされたファイルのフルパスに置き換える。
(5)「%filename%」をDropされたファイルのファイル名に置き換える。
(6)「%filename_base%」をDropされたファイルのベースネーム(ファイル名から拡張子を除いた部分)に置き換える。
(7)「%filename_ext%」をDropされたファイルの拡張子に置き換える。
(8)「%app_path%」をアプリのパスに置き換える。
(9)「||」と「@@」は文字列の中に存在してはいけない。(区切り文字として使っているので)
なお、実行時には「Path」のファイル/フォルダが存在するフォルダがカレントフォルダとなりますので、「Command」に書かれているのが
フルパスではなくファイル名だけだとしても、正しく実行することが可能です。
また、すべての実行が終了した時点で、カレントフォルダはExecSの実行ファイルが存在するフォルダとなります。
|