7.特殊な拡張子設定と設定グループ


○ 「グループ」以外の設定については、5.設定の編集とCommand文字列の置換ルールを参照してください


 ここでは「特殊な拡張子」と「設定グループ」について解説します。

7-1.特殊な拡張子設定について

 設定を作っていると、拡張子が登録されていないもの全般に対する設定やフォルダのみに対する設定をしたくなることがあります。
これを実現するために、特殊な拡張子設定を導入しました。具体的には以下のとおりです。

/default:登録されていない拡張子全般に対する設定
/folder:フォルダに対する設定
/none:拡張子のないファイルに対する設定

7-2.設定グループについて

 ExecSは拡張子によって動作を変更するように作られています。ということは、例えばJPGファイルをあるときは画像表示、あるときは
zipに圧縮という動作が必要になったとき、いちいち設定を変更しなければならず、非常に面倒です。
 そこで「設定グループ」という概念を導入して、設定をワンタッチで切り替えられるようにしました。


 サンプルの設定に「WinRARで解凍」と「WinRARで圧縮」という設定グループを作っておきましたので、内容を確認してみてください。

 「WinRARで圧縮」では、特殊拡張子「/default」を使って、すべての拡張子を圧縮する設定を行っています。